紫外線対策は「夏」と「晴れの日」だけでは不十分!
「日焼け止めを塗るのは、日差しの強い真夏や、レジャーに行く時だけ」と思っていませんか?もしそうなら、あなたの肌は常に紫外線(UV)の脅威に晒されているかもしれません。紫外線は、シミやそばかすの原因となるだけでなく、肌の奥の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみといった「光老化」を引き起こす最大の要因です。肌の老化の約8割が、この光老化によるものだと言われています。
紫外線には主にUV-A波とUV-B波の2種類があります。肌表面に炎症を起こし、日焼け(サンバーン)の原因となるのがUV-B波です。一方、UV-A波は雲や窓ガラスをすり抜けて肌の奥深くまで到達し、じわじわと光老化を進行させます。UV-A波は春先から急増し、曇りの日でも降り注いでいるため、「季節を問わず、毎日、室内でも」紫外線対策を行うことが美肌を守る鉄則なのです。
日焼け止めの正しい選び方と塗り方のコツ
効果的に紫外線を防ぐための、日焼け止めの活用術をご紹介します。
1. シーンに合わせたSPF/PA値の選択 数値が高ければ高いほど良いというわけではありません。数値が高いほど肌への負担も大きくなる傾向があります。
- SPF(UV-B波を防ぐ指標): 日常生活やちょっとした買い物なら「SPF20〜30」で十分です。屋外での軽いスポーツなら「SPF30〜50」、海や山でのレジャーには「SPF50+」を選びましょう。
- PA(UV-A波を防ぐ指標): 日常生活なら「PA++」、屋外での活動が多い場合は「PA+++〜++++」が目安です。
2. 規定量を「ムラなく」塗るのが最重要 日焼け止めが十分な効果を発揮しない最大の原因は「塗る量が少なすぎる」ことです。顔全体に塗る場合、クリームタイプならパール粒大2個分、液状タイプなら1円玉硬貨2枚分が目安です。まず適量を手に取り、額、鼻、両頬、あごの5点に置き、顔の中心から外側に向かって丁寧に伸ばします。さらに、もう一度同量を重ね塗りすることで、塗りムラを防ぎ、確実な防御膜を作ることができます。
3. 2〜3時間ごとの「こまめな塗り直し」を 朝しっかり塗っても、汗や皮脂、マスクの摩擦などによって日焼け止めは時間とともに落ちてしまいます。紫外線防止効果を維持するためには、2〜3時間おきに塗り直すことが不可欠です。メイクの上から塗り直す場合は、スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めを活用すると、手軽にUV対策をリフレッシュできます。

